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 302  " Pigeon "
―懐に潜む最後の切札―




フォレスト工房 "FAF20 ミニガン"
手のひらサイズの小型ボディに連写機構を内蔵、さらにはキーホルダーにもなるというこのモデルに触発され、
きつね工房でもポケットガンの開発に着手した。


小型でありながらも中型機に劣らない風格。
凝縮されたきつね工房クオリティ。

果たしてその実力は―






・開発にあたって
本機のコンセプトは"ポケットガン"であり、全体をいかにコンパクトにするかが課題となる。

全長を可能な限り短く抑える必要があるが、銃身長が短くなると威力が低下する。
本機では回転翼を後部に配置して長さを最大限活用し、最低限の威力として120mmの銃身長を確保することで両者のバランスを保っている。

物を握る際に最も力を発揮するのは薬指とされているため、保持力を考慮してグリップは小指部分をそぎ落とすのみとしている。
また、アンダーガードにはカラビナを装備し、キーホルダーとしても携帯可能としている。


・諸元概要

型式番号 FCW-302
コードネーム Pigeon
方式 三角回転翼式
装弾数 9
銃身長 125mm
全長 140mm
全高 115mm
全備重量 約200g
素材 アルミ、MDFほか
ロールアウト 2017年4月


・各部詳細

機関部には三角翼式を採用。

左右のクリアランスは各5.5mmを確保し、装弾数は9発。


三角翼を最後部に配置することで限られた全長を最大限に活用。
初めて4mm厚の材料を使用。
側面に直接穴を開けることが可能となり、設計の自由度が増した。

また同じ厚さのMDF材と組み合わせることで、アンダーガードをグリップに隙間無く固定でき、ネジ1本でも十分な安定性を得られた。
X203で苦労した軸の固定だが、今回ははんだ付けによって簡単かつ確実に固定。

しかし、しっかりと固定するためにはパーツ全体をはんだの融点(約180℃)付近まで加熱する必要があり、一般的なはんだごてでは火力不足となる。

きつね工房ではトースターを活用することでこの問題を解決。
写真のように量産も可能となる。



*用途廃止済のトースターを使用しているため、
 食品の加熱には使用していません。
*本来の使用法とは異なるため真似しないでください。
 当方は一切責任を負いません。
今回初めてMDFフレームを採用。

形状が複雑な機関部周辺の加工性が改善し、またグリップと一体化することで部品数を削減。

コストカットを図りつつも、ステンレス軸の採用で操作感は保たれている。


短縮されたグリップは薬指まで。
丁寧な削り出しによって、短さを感じさせない抜群のグリップ感を誇る。
量産・販売も視野にいれた設計としたつもりだったが、それでも価格は高価であまり現実的とはいえない。
これにいくらまで出せるのか、一度意見を聞きたいところでもある。


お気づきの方もいるかもしれないが、今回から撮影に一眼レフを投入。
撮影にも気合いが入り、微妙な色の違いもより伝わりやすくなったのではないだろうか。
カラビナを装備しているためキーホルダーとしても携行可能。

FAF20のキーホルダーはヒートンが抜けることがあるとフォレスト氏は話しており、
これを踏まえて本機では金属製アンダーガードを介した強固な接続部としている。


リングではなくカラビナを採用したことで着脱が容易に行える。
また、非使用時にはボールチェーンごと取り外すことも可能。




実際に鞄に装着するとこの通り。

アクセサリーとしてもひとついかがだろうか。


・デザインについて
本機は量産を視野に入れて開発されたため、生産性を考慮したシンプルな造形となっている。
その上で近代的なハンドガンを意識してデザインされており、照準器を模したフロントフックやスライド部を彷彿とさせる黒い外装パネルなどが特徴となっている。
色調も下から順にアルマイトシルバー→ステンカラー→ブラックと段階的に変化させることで単調さを回避しつつまとめている。

また本体が小さいと相対的にネジが目立ちやすくなるため、側面のネジの露出が最小限となるよう意識している。
このためトリガーガードは曲げ板式となり、生産性や見た目のバランス維持にも貢献している。


・Pigeonとは―
Pigeonとは鳩のことである。
一見非武装の状態でもポケットから現れる様子を、手品師の鳩に見立てて命名した。
また、どこにでもいる鳥のため、量産型としてのイメージにも適しているというのも理由の一つである。





302 "Pigeon"