|
量産機のため、本体はすべてアルミ製。
機関部構造はトリガーが直接フックを押さえるシンプルな瞬間解放式。
部品数を減らしつつ、競技にも使える命中精度を実現している。
|
|
1号機、2号機は試作機のためX203となる。
制式採用となった3号機以降とは、微妙に仕様が異なる。
写真左側が2号機、右側が3号機。
違いは、肉抜き穴の位置、トリガー周辺のフレーム形状、そしてフックの肉抜きである。
|
|
特別な照準器は備えていないため、銃先端とフック頂点を結ぶ射撃基準線を使用する。
射撃基準線はあくまで基準なので、着弾点との誤差を考慮して狙う必要があるが、
本機においては偶然その誤差がほとんどなく、ルーキーにも扱いやすい仕様となった。
ただし、片掛けをすると若干左右にずれるので、平掛けのほうが狙いやすいかもしれない。
FSの標的でもきちんと命中を確認したので、おそらく競技でも十分活躍できるだろう。
|
|
量産に当たっては、時間のある時に機関部やトリガーガードなど手間のかかる部品を製作しておき、必要な時に残りの部品を生産する運びとなっている。
また、量産すると並べて楽しむことができる。
|
|
|
|
|
|
|
|
5号機は贈答用のカスタム仕様。
フレームにステンカラー、機関部に黒の色つき材を使用。
また、トリガーのラウンド加工や軸まわりの強化など、より実戦的な仕様となっている。
グリップは量産型に見られる隙間を埋め、X105と同様の塗装を施した。
|